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突発性難聴-本当に聞こえない

突発性難聴 について書いています

突発性難聴は発症して2週間以内に治療を開始する必要があると言われています。
1か月経過すると治療しても効果があがらないという報告がなされています。
もし突然耳の聞こえが悪くなたら、直ぐに信用できる耳鼻科へ行き、「治療を希望する」と伝えてください。
明確な納得できる理由なく治療をしないようであれば直ぐに別の病院へ行ってください。


止まらない耳鳴り
2019年9月9日頃から左の耳鳴りが止まらなくなりました。なんだか左耳を覆われた感覚でどうしようもなく、9月24日に耳鼻科を受診しました。
中耳炎などの病気や鼓膜に異常はないものの、高音域の聴力低下が認められました。目眩もないため、メニエール病の疑いもありません。
「高音域は日常生活には関係がなく問題のない領域」かつ「耳鳴りは治療できない」という理由で治療なしで帰りました。

日常に関係のない領域ってどこですか?
現実は、日常的に聴こえにくいのです。
「日常生活に関係のない領域」のはずだらしいから、と気にしないよう努めました。
しかし、聞こえないものは聞こえない。
職場の電話は右耳で受けるようになり、左から話しかけられれば聞き返すことが増えていました。

聞こえにくさが耳鳴りのせいだと勘違いしたまま、時間だけが過ぎました。日常的にどうにも聞こえが悪いので、耳の事を調べまくり、ネットで聞こえのテストができることを知り、実施してみました。
シグニア補聴器の聞こえレベルチェックのサイトへ
音量の設定が分からないので、問題のない右耳で聞いて調節しました。
そして左耳にした途端、右耳で普通に聞こえる音域が左耳で全く聞こえない。上記サイトで言うと3本目から、本当に全く聞こえないのです。
あまりの出来事に、右で聞こえていたイヤホンを左に使いましたが、変わりません。本当に血の気が引き、気が遠くなりました。

発症から24日できちんとした医師に見てもらう
すぐさま信用しているいつもの内科医のところに駆け込みました。
「自宅近くの診療所では”日常には問題ない” と言われたんです。でも聞こえないんです。困っているんです。内科の先生に言うのはおかしいのですけど、大学病院への紹介状を書いてください! その耳鼻科には二度と行きたくないんです。」
おやおや大変だ。と話を聞いてくれて、直ぐに近隣の耳鼻科医を紹介してくれました。
「大学病院行ってもやることは同じだよ。薬出してくれると思うから、明日にでも行きなさい」

その日のうちに行ったことは言うまでもありません。

池田先生という親子で耳鼻科の診療所をされている先生です。
検査をし、それまでのいきさつをしっかり聞いてくださいました。「それで、薬は出なかったの?」と、そこだけ少し「??」とされていましたが、それ以上のことはおっしゃりませんでした。
直ぐにステロイド治療が開始されました。

発症から24日。
突発性難聴は2週間以内に病院へ行き、治療を開始するのが基本です。そして、発症から1か月が経過してしまえば、治る見込みはほぼなくなってしまうと言われている耳の病気なのです。